起業、経営の大事なコト

パンダ部長の3分で読めるブログ

パンダ部長が3分で経営を語るよ

4 小さな気遣い 小さなことが人を動かす

『ブログ読んでるよ〜』の声を


多方面からいただきました。


ありがとうございます!


そして『3分じゃ読めないけどねw』の声も


届いております。


………あっ……本当だw


ということで


今日は3分で頑張ろうと思います。


あと2分50秒お付き合いください。


本当に小さなことで人は次への原動力を得る

という話


以前、11月11日ポッキーの日

ポッキーを配るイベントにパンダで参加した


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打ち上げBBQも終わり


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数人で打ち上げ会場から車で移動中

帰りにコンビニ寄った際

レジ横にポッキーがあった

『今日はお疲れさま』の意味を込めて

1人1箱買って

車内で『はい、今日は頑張ったね』って

手渡した

皆のテンションの上がり方がすごかったw

僕はポッキーをあげただけだw

でも、ほんの小さな気遣いが

受け取った側の次へと繋がる原動力となる。

それを再確認した瞬間だった。

別に物をあげなくてもいい

気持ちを込めて言葉をかける

その程度でも全然いい。

『ありがとう』の気持ちを見せることが

その人たちの次への原動力となる。


営業さんは特に少し考えてみるといい。


僕が人に気遣うことの大切さを知ったのには


キッカケがある。


僕は以前


製薬機械メーカーの営業マンだった


主に薬を作る機械を売っていた。


もともとは研究員で


そのあと希望の営業部に配属された。


東北大震災の翌年のことだ。


東日本と海外が担当エリアで


その担当エリアの中に


被害を受けた直後の福島があった。


僕が仕事で初めて福島に訪れた時


船が陸にうちあげられ、


新しい建物がまばらにある


以前の町並みとはかけ離れたのものだった。

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当然、僕の担当したお客さんも


直さなければいけないところだらけで


福島にはよく行っていた。


扱っていた機械はびっくりするほど


値段が高く精密なため


基本的にはメンテナンスや納品時は


しっかり設置の確認、試運転をする。


1日作業の時もあれば数日かかるものもある。


当然僕も手伝う。


研究所で毎日機械は触っていたし


メンテナンスもしていたから


営業の割に、そこそこ手際はよかったと思う。


技術者に混ざり1日の作業を終えちょっと休憩


客先の担当者さんが隣に座り


あったかい缶コーヒーを僕に渡して


『お疲れさま、寒いでしょ?』


………衝撃だった。


家も壊れ、他県に家族を避難させ、


会社の中も外も被害の色が色濃く残る中。


彼はこの場に残り会社の復旧に全力注いでいた。


僕がその立場なら心に余裕なんてあるはずがない。


なのに


『何でこの人は


こんなに人に優しくできるんだ』と思い


泣きそうだった。


彼にとってはいつも通りしただけかもしれない


値段にしたら120円だ。


でも、そんな小さな気遣いが


された人には非常に響くのだ。


この人のためにやってあげようという


気持ちになる。


僕は人として一番大切なことを


震災の爪痕が色濃く残る港町で教わった。