起業、経営の大事なコト

パンダ部長の3分で読めるブログ

パンダ部長が3分で経営を語るよ

12 ロケットスタート! 起業する前にやるべきこと

マリ◯カートをやったことあるか?


気持ちよくロケットスタートを決めたら


かなり有利にレースを運べるだろう?

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ビジネスも一緒w

まず必要なのは"ロケットスタート"


カウントが2になったらアクセル


カウントが0で一気に周りを置き去り


これが決まれば、一気に優位に立てる。


僕の会社では人材紹介事業部がそれにあたる


4〜5年前から専門職に特化した人材紹介事業がブームになった


僕はそれの走りに乗っかった


薬剤師や看護師を


薬局や病院に紹介する


うちはメインの業態が薬局で


そこが紹介するんだ


当然お客さんが気になるところは


こちらも気になるからよく見ている


同じ業種の会社が紹介してくる人なら


より安心だろう?


そこが他社との違いで


"強み" だった


さらに本来ライバルとなる薬局に


違う角度から入っていき仲良くなれるのも


利点だった。


だから周りの薬局とは非常に仲がいい。


何事も仲がいいに越したことは無いw


ただ、


この人材紹介事業は


3〜5年で大手に勢いが行ってしまうのが


分かっていた


大規模に行うインターンシップ


就職セミナーを駆使されれば勝ち目は薄かった。


そうすると利益の確保が難しくなる。


それは予想していたので


しっかり役目を終えた人材紹介事業部を4年目に閉鎖した。


部をたたむのは時間が要る


人員の振り分けや法的な申請処理に


1年かけた。


この事業に1年かけて準備して


3年間加速したリードを維持し


1年かけて片付けをした。


さて、


ではロケットスタートを効果的に決めるには


何が必要なのだろう??


それは準備段階でほぼ決まる


技術・タイミング・位置取りだ


まず技術だが


ロケットスタート


肝心なレースで決めれなければ意味がない


だから出来るようになるまで練習するのだ


これ無しでは成功はあり得ない


ビジネスもでもぶっつけ本番で


成功するほど甘くない


大体は肝心なレースでは


ぶっつけ本番を装って


実はいろんなところで練習してるのだ。


僕の場合は事前にいろいろな人材紹介会社の方に


やり方を聞きに行き


薬局関係者ににどんな人が欲しいか


聞いてまわった。


次にタイミング

1番勝ちたいレースで勝つ為には

手の内が全部バレていては意味がない

『こいつロケットスタート使ってくるからカウント1になったらコントローラー持つルールにしようぜ』


何て言われたら悲惨だ


勝ちたいタイミングでロケットスタート


決めるには


どのタイミングなら勝率が高いか


どこに勝ちを持ってきたいかを


明確に描くことが大切だ


これは僕の起業の年を見れば分かる


そこが業種特化の人材紹介業界のエンジンが


いい感じに温まってきたところだ。


この年以外で起業するなら


人材紹介事業部は無く


違う業態だったはずだ。

最後に位置取り


まずコントローラーの3P、4Pを持つことだけは


避けなくてはいけない


必ず前に1P、2Pの壁ができる


一番いいのは


いつの間にか1Pをゲットしておくこと


そうすれば先頭でスタート出来る


自分を"他の人が前にいない"有利な位置に


持っていくってことだ。


僕は『薬局が薬局目線で紹介する薬剤師』


という位置を


しっかり確保していた。


考えて欲しい


普通、人材紹介会社に


薬局を持っていて業務のことを熟知して


薬剤師を紹介している人がいるか?


ほぼ、いない。


それが、うちにはいる!


この需要のあるニッチなポジション取りが


成功確率を急上昇させる。


このように


効果的なロケットスタートを決めるには


技術・タイミング・位置取りが重要ということだ。